マンガの作り方

スーパー戦隊で見えた、鉄板ネタの作り方

pikotsu

ぴこつです。

スーパー戦隊。
確かに、長いですよね。

記事とは違ったぼくの独自視点で考えてみました。

42年も続いてるらしいですよ!?
ぼくが生まれる6年も前からです。

確かにここまで売れ続けるコンテンツなんて
他を探してもなかなか見つかりません。

・クレヨンしんちゃん:25年

・ちびまる子ちゃん:27年(途中休止期間あり)

・ドラえもん:38年

・サザエさん:48年

このラインナップも超長寿番組のイメージが
ありますけど、
「ドラえもん」抜いちゃってますからね。

「サザエさん」も別格かと思いきや、
それに匹敵する勢いの長寿っぷりです。

パッケージソフト

ITエンジニア風に言うとこれがしっくりくる。
要するに型が決まってるってことですね。
もう売れることが最初からある程度わかる作りです。

メンバーは5〜6人。
メンバーそれぞれに個性はあるけど、
役割はだいたい決まってる。

適役も毎回違うけれども、幹部クラスはヒーローと
同じように役割分担がある。
ストーリー展開も毎回似たようなもんです。

わかりやすいメンバー構成と
わかりやすいストーリー。

いい意味で期待を裏切らない展開。

これを各時代に応じて
要素を少し変える(メンテナンス作業)
だけでいいので、そこまで苦労しなくても
売れる見込みが立つんですね。

むしろあまりいじっちゃダメなんですよね。

期待を裏切ることになるので。

「これだよ、これ!」

って見られる安心感が一番の武器です。

顧客の入れ替え制

これは独特です。
売れるモノって売れる人に対して継続的に売りたくなりますよね?

リピーターの獲得はビジネスを長続きさせる秘訣です。
でもこのスーパー戦隊ものは違う。
顧客をうまく入れ替えるんです。

間違いなく子供だと男の子がターゲットに
なってくるんだと思いますが、
見ている期間てどのくらいなんでしょうか?

小学校低学年までとすると、
1年生〜3年生くらいまでですかね。

だとすると 、スーパー戦隊は1年ごとに変わるので、
3“チーム” を見ているということになります。

3年の期間でも、もしかしたら飽きちゃってる
子もいるかもしれませんね。
きっとそれでもいいんでしょう。

そのくらい、1年ごとに割り切って
コンセプトを変えてると思います。
むしろ前年のが売れたからって
翌年に続編を出しても、
同じ子たちがずっと見続けてくれるとは
限らない。

それこそ飽きるでしょうね。

それならば、パッケージ化された
コンテンツとして時代に見合った
マイナーチェンジだけして次の世代を
狙うというのがこのヒーロー戦隊の
戦略です。

大人への配慮

これもきっと外せない要素の一つですよね。
ヒーローには
イケメンを使ってお母様方の視線を引きつける
のはよく言われていることですよね。

でも、ぼくはちょっとだけ違う意図もあると思います。

それは、子供がその番組を見てることで、
親が嫌でも見なきゃいけない状況において
苦痛を与えないため

ではないかと。

息子がそのテレビを見ていてパッとしない
男が出ていたら

「そんなしょうもない番組見てんじゃないわよ!」

てなりそうじゃないですか?

それに、道徳的な要素も大人への配慮と
言えるでしょう。

・悪を退治する
・正義は勝つ
・みんなと力を合わせて立ち向かう

なんとなく、子供が見ていても「ダメ」と
言いづらい感じがします。

それから、記事にもあるように
このスーパー戦隊ものに限った話でも
ないかもしれませんが、結構メッセージ性が
高かったりもするんですよね。

子供の頃に見ていた時はただ
「カッコイイ!」
だけだったのが、
大人になってから見てみると
「意外と奥が深いなぁ」となるのでしょう。

そこでも、パッケージ化された昔と
根幹部分が変わってない今やってる
スーパー戦隊モノが見られるわけなので、
時代毎に大人も引きつけること
ができています。

軌道修正が効く

連続ドラマや一つのストーリーが
ずっと続く長編アニメなどだと、
始まったらそのまま突き進むしかありません。
ストーリーの軸なんかは変えるわけに
いかないので、初回放送で、

「この話はつまらん」

となったら、もう視聴者は帰ってこない
かもしれません。

でもスーパー戦隊モノは違います。
もちろんヒーローのコンセプトを変えることは
できないとは思いますが、
毎話毎にストーリーは違いますので、
視聴者の反応をみて、その何話後かに
軌道修正をかけることが可能になります。

さしずめプロ野球における先発ピッチャーです。

初回から投げて見て、
「今日は調子が悪いな」
と思ったら、次の回から投球の
組み立てを変えます。
直球主体で試合に臨んだけれども、
やっぱり変化球中心にしようとか。

ただし、正直なところこれについては
本当にぼくの予想の域を出ません。
もしかしたら原作は完全に全部描ききってから
放送開始されているかもしれないので。

でも1年間続くので、どこかのタイミングで軌道修正がかかっていることは大いにあると思います。

世代の引き継ぎ

最近よくありますよね。
映画で前作や前々作のOGが登場するやつ。
あれはうまいと思います。
前作のスーパー戦隊が好きだった人も見にくるでしょう。

それで、その好きだったシリーズが
終わってしまって“◯◯ロス”に陥ってしまって
見るのをやめちゃった子たちがその映画を見ると、
今のヒーローを自分が好きだった
ヒーローが助けている。
また、今のヒーローの新しい魅力に気づいちゃう。

そうやって 、
今のスーパー戦隊もテレビで見てみようかな
と思う子が現れます。

ここでも、しつこいようですがパッケージ化
されているからこそできる芸当です。
前作や前々作でも作りは同じなんです。
だからコラボさせるのも“たやすい”。
映画化するにあたって障壁となる部分が
存在しませんよね。

いや〜実によくできてると思いました。
自分で書きながら。

これ、nikoのマンガにも応用できないかな。

でも、パッケージソフトって売れるかも
しれないけど、
創造者としてはつまんないんですよねー・・・

ちなみに・・・

ぴこつってだれ?

ぼくよりも妻の方に興味持っちゃった人へ

こんなぼくの妻のマンガ、読んで見ませんか?

   

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成人マンガ家の夫 兼マネージャー
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