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マンガ家であるぼくの妻(niko)は連載マンガの絶賛執筆中。
対する夫のぼくは連日家事の絶賛奮闘中。

申し遅れました、ぴこつです。

ぼくの妻でマンガ家のnikoは常々

「私はマンガを描くのが苦手」 

と申しております。

正直なところ、ぼくはまだ妻が描くマンガが良いも悪いも判断できるほど「マンガ」というものを読み込んではおりません。

しかし、妻が趣味で始めたド素人の同人作家時代からずっととなりでその成り行きを見てきました。

最初はマンガの描き方などみじんも知らない、それこそド素人のぼくがみてもわかるくらいに、

それはそれはひどい出来栄えでした。

※参考記事:【連載】商業マンガ家の育て方 〜ぴこつとnikoのぎこちない夫婦関係〜1

というのも、デジタルのペンタブは初めてさわるわけで、線はグニャグニャだし太さもぜんぜん統一性がない。

およそこんなものでマンガ描けるのかな?と。 
「マンガが」というか「絵」そのものですよね、当初は。 

ただ、最初はマンガ家を目指すなどとは全く考えてもいませんでした。純粋に趣味として同人マンガが描ければいいとの思いでずっとマンガを描き続けてきました。

マンガを描いては交通費をはたいて東京や大阪のイベントに出向き、出店してお客さんに直接売る。

そんなことを繰り返しているうちに出版社の編集者さんから声をかけていただくようになり、おかげさまで現在のように電子コミックで連載マンガを描かせてもらっております。

現在連載中のマンガはこちら(R-18)


当然ながら、同人誌を出版している時代からずっとマンガを描き続けておりますので、少しずつでも上達はしていたと思います。
(ちなみに、ぼく(ぴこつ)も妻が描いていた同人マンガのいくつかで脚本を書いています!)

それでも、どんなタイミングでもnikoは自分で

「私はマンガを描くのが苦手」 

と言い続けてきていました。

ぼくはnikoが自分の作品に満足している瞬間は見たことがありません。
(自分の趣味で書いた脚本の『お気に入り作品』はあるようですが…) 



ただ、ぼくが思う彼女の才能とはマンガの出来栄えの善し悪しではなく、

向上心作り切るという気概だと思います。 

今も彼女の作業スペースの隣にある本棚にはイラスト集だったりポーズカタログなどの資料がぎっしり詰まっています。

マンガを描くことが苦手だと自認しているがゆえ、いつも設定資料とにらめっこしながら、力んだ右手でペンを握りしめてひたすらマンガを描いているんです。

それからもう一つは苦手だと言いながらも最終的に作りきっているという事実。これも一つの才能です。

“おそらく”ですが…

「マンガを描こう!」

と思った人が100人いて、
実際にマンガを描き始められる人はそのうち10人

マンガを描き始めた人が10人いたとして、
実際に描き切れる(マンガとして仕上げる)人がその内1人。

要するにマンガを実際に作り上げられる人って

100人に1人

くらいの割合じゃないでしょうか?

いや、自分で書いてて思ったけれど実際にはもっと少ないかも。

わかんないですけどね。ぼくのただのカンなので。


それが商業誌ともなればさらにシビアな数字が出るかも。

それくらい、ぼくはマンガを仕上げて世に出せている人はスゴイと思います。



nikoの最大の武器は影響力

すみません。彼女に関わったことのない人が「影響力」と聞いてもピンとこないと思います。

でも、これまでにnikoに関わってくださった出版社の編集さんやアシスタントさん、同人作家時代からのファンやお友達は「なるほど」と思ってくれる方が多いのではないでしょうか?

nikoって、何気に横のつながりも多いみたいなんですよ。作家さんだったりアシスタントさんだったり。
それはもしかしたらnikoが、

「私はマンガを描くのが苦手」(記事中3回目の登場です)

と言い続けていることとも関係しているのかもしれません。

自分が苦手な部分も自分でわかっています。
もちろん、改善できる部分は自分でも努力しています。

でも

どうしてもできない部分やほかの人がやったほうが上手な場合、早い場合などは遠慮せずにアシスタントさんにおまかせしています。

ぼくはそれには大賛成で、なぜかというと

苦手であっても嫌いにはなってほしくないから。

今、彼女はマンガを描くことを生きがいとしています。苦しんではいるけれども、楽しんでいる。
本当に苦手なことや嫌いな作業って、続けていても好きになることはないと思うんですよ。

「もっと嫌いになって続けられなくなるくらいなら、とっとと誰かに任せてしまえばいい」

というのがぼくの持論。自分の苦手な部分が他のだれかが得意な場合なんていくらでもありますよね?
だから、その得意な人に任せたほうがいい作品ができるに決まっているんです。


そしてこの誰かに何かを任せる際に大事なのが「横のつながり」であり、「影響力」なんですよね。

ここはnikoが「美容師」を兼業しているからというのがポイント。

人とコミュニケーションを取る能力はここで養われています。
そのため、nikoに関わったみなさんには本当によくしていただいていてありがたいし、本当に心強いです。

また、彼女は頑張っている誰かのために何かをしてあげることが大好きです。そのサポートした人がうまくいけば自分のことのように喜びます。いやそれ以上かも(笑)

そんな彼女だからこそ、関わったみんながnikoのことを見てくれている。

これからもnikoはその影響力を自分のため、他人のために使い続けて関わる人みんなと生きて行くんだろうな。



↓↓そんなnikoが商業デビュー前に書いたマンガ【pixviv(無料)】がこちら
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ちなみに・・・

ぴこつファミリーって何者なの?