教育

時間感覚をなくす人は価値をなくす

pikotsu

ぴこつです。

突然ですが、みなさん知ってました?

今年って

もうすぐ半分終わるんですよ?

え!?・・・ってびっくりした人100人は居るでしょう。
(このブログを100人が見ている保証はどこにもない)

ぼくはね、もちろん気づいてましたよ。…ホントですって。
でもね。最近ふと 時間感覚を無くしている と思ったんです。

それ自体ももったい無いなと思うんですが、
もっと問題なのは、

時間感覚を無くしているという事実に慣れてしまっている

ということです。

みなさんもありません?

いつの間にか今年も終わりだ・・・とか、

つい最近誕生日だった気がする・・・とか。

そしてそれを知った時、焦りますよね、たぶん。
ぼく自身、その繰り返しで生きているなって思ったんです。

焦っているあいだはまだいい

自分が思っているよりも早く時間が過ぎてしまっていた。
すなわち時間感覚をなくしていた。ということだと思うんですが、
そうなった時、ファーストリアクションとして人は焦ります

そして次に思うこととして考えられるのは、

「今まで何をしていたんだろう」という反省。

「やばい、何かしなくては」という次の行動への努力です。

でも、これを考えられるうちはまだ安心。
なぜならそこには何かを変えなくては行けないという意思が存在するからです。

その意思があれば実際にその後の自分を変えていける可能性があります。まだ間に合うんです。

だけど、そう話は単純ではありません。
怖いのはこれが常態化、つまりは「あたり前」になってしまうことです。

ルーティンで急激に時間感覚をなくす

じゃあ、時間感覚をなくすとは一体どんな時なのか?

それは ルーティン です。

どういうことかというと、日本における大半の人(ここでは「普通の人」と呼びます)は会社員や学生をしています。
あるいは主婦や定年退職した人もいるかもしれません。

そういう普通の人は毎日どんな暮らしをしていますか?

朝起きて、決まった時間に朝食を食べる。決まった時間に出勤(通学)し、決まった時間に昼食を食べる。仕事内容や勉強する内容は毎日違うかもしれないけれど、だいたい同じ場所で同じように(つまらないことを)しています。それが終わるといつもの道をいつものように帰ってきて・・・寝るまで、だいたい同じような生活をしています。

それを毎日、毎日繰り返していますよね?

それがルーティン。

そうすると何が起きるか?

ある人は、

今日が何曜日かわからなくなる かもしれません。

ある人は、

今日が何月何日かわからなくなる かもしれません。

またある人は、

今日、何時に朝食を食べたか覚えていない かもしれません。

それらは全部、時間が経つということに鈍感になっている、というより気にしなくなっている状態。
つまりは 時間感覚をなくしている ということなんです。

その状態が何日も続くうち、それが「当たり前」の状況になってきます。
その結果、何ヶ月、何年とたったある日、ふと「あっ・・・」と気づいてしまうんです。

他人の時間感覚はうつる

「ルーティンに陥った状態が時間感覚をなくす」というのとは別に、他人の時間感覚が自分にうつる。というのもあります。

そんなことってある?

・・・あると思います!
それもぼくが身をもって体験し、今もそう感じたからここで書いています。

突然ですが、ぼくは今、地元のITベンチャー企業で会社員をしています。
(知っている人は知っているかもしれませんが、ぼくは長らくフリーランスとしてシステムエンジニアをしていました)
今の会社に入ったのは去年(2017年)の10月ごろ。そしてそこから一つのシステム開発案件を任されて、お客さんとやりとりしながら開発作業をしています。

そこでは、お客さんとの打合せの日程調整や見積もり提出からその稟議の結果を待ったりなど、どうしてもお客さんからの連絡待ちの状態が出てきます。

でもね、その「待ちの時間」がとにかく長い。打ち合わせの日程調整依頼をすると

「担当者全員が揃うのは月に一回が限界です」

と。いや、ぼくはもう打ち合わせ自体が不要だと思うんですが、質問事項をメールで送っても、

「打ち合わせの場でなければ答えられない」

と言われてしまう。その時点で意味不明なんですが、お客さんが言うならしょうがない。
そしてその打ち合わせの日はと言うと、だいたい打合せの調整依頼をしてから1ヶ月後。

遅すぎでしょ!

って最初は思いました。当然ながら。

そして注文書のりん議であったり、契約書のりん議であったり、それも送ってから2週間から1ヶ月が当たり前のようにかかる。

本当にイライラしますよ。イライラを通り越しますよ。そして通り越した結果・・・

それが「当たり前」になるんです。不思議なことに。

そう、つまり、他人の時間感覚がうつったんです。

時間感覚をなくす人は現状に満足している

そもそも時間感覚をなくしてしまうのはなぜなんでしょうか?

誰だって時間感覚をなくすなんてこと、したくないじゃないですか。

あっという間に時間が過ぎてしまったら、後になって損した気分になります。
そんなことはわかっているはずです。それなのに人は幾度となく時間感覚をなくしてまう。

そんなのおかしいでしょ?

だとしたらその原因はどこにあるのか?

それは、今の自分の状態に満足しているからです。

もしも、今の自分の置かれている状況に不満があるなら、何かしら動いているはずです。
動いていないにしても、少なからず危機感を感じているはずです。そしてきっと普段とは違う何かをしようとしています。

ということは、その時点でいつものルーティンからは外れているんです。
ルーティンから外れていれば、過ぎていく時間を気にしています。時間を見ながら、「次は何をしようか?」と無意識にも考えを巡らせている。

反対に、今の自分の状態に満足している人はどうか。それはさっきから何度も言っているように、ルーティンの中に生きているということです。

最初に「今年も半年終わっちゃうのか!?」と気づいた方、思い出してください。
今の自分を変えたいと思っていましたか?今の仕事をやめたいと思っていた人は、本気で「仕事を変えよう!」と思っていましたか?
漠然と「いやだなー・・・」ではなく、「何とかしなくては」と考えていたなら、きっと時間感覚をなくしてはいなかったと思います。

そう、漠然とした不満や嫌なことがあったとしても、その現状を絶対に変えたい!とは思っていなかったはずです。それは、ルーティンを外れてまで何かを変えたいとは思っていない。現状に満足しているということなんです。

ぼくもつい最近まで同じ状態にありました。

今からの時間はみんな同じ

過ぎ去ったこれまでの時間は戻ってきません。

だけど大丈夫!

これまでどんな時間を過ごしてきたか、それは誰にも変えられないし、どんな生き方をしてきたとしても、時間が無くなったという事実はみんな同じです。

そして、「今」この瞬間からの時間はみんな平等なんです。
そう、みんなココから一斉にスタート。

ぼくがなぜこんなことを記事にしているかというと、たぶん自分の現状に大きな不満を感じるようになったから。
言い換えると、変わらなきゃいけないという危機感、変わるという覚悟が生まれたからだと思っています。

さぁ!ぼくのように時間感覚を無くしちゃっているあなた!

明日になった時、ぼくの時間感覚とあなたの時間感覚はどんな違いが出ているでしょうか?

ちなみに・・・

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成人マンガ家の夫 兼マネージャー
成人マンガ家の夫による、妻のプロモーションブログ。マンガ家の生態をお届け。
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