行き当たりばったりばったり人生の美学
こんにちは!
マンガ家nikoのパートナー、ぴこつです。
この記事に到達してしまわれた方、ようこそ!
あなたはついてます。
だって、まさに「行き当たりばったり」でぼく『ぴこつ』と、その妻『niko』と出会ってしまったんですから。
ぼくの人生は行き当たりばったりの連続です。
やってきた事をほぼ忘れてしまう人間なので、人生そのものが行き当たりばったりだと言っても過言ではないのかもしれません。
そんな無茶苦茶なぼくに、よくもまあ付いてこられるもんだなー
とnikoには逆に感心してしまいます。
ぼくの行き当たりばったり人生がどんなものか、妻のnikoとともに少しご紹介しますね。
お時間の許す限り、見てってくださいなー
行き当たりばったりは狙ってない。天然です。
ぴこつってさ行き当たりばったりだよね
うんとね、正面から真顔で包丁を腹にぶっ刺された気分だよnikoさん
ありがとう
大丈夫かな?お礼を言われる筋合いもない気がするけど。
まあいいや、否定はできないしね。
ぴこつってさ、計算してるようで割と凸っていくじゃん。
うん、ぼくのは計算してる「フリ」だからね。
・・・違うか、計算しても結果を忘れるんだな。
そして「まあいいや、行っとけ」ってなっちゃう
ぼくは結構いろんなことを考える方だと自負しています。
たぶんnikoもそこについては共通認識だと思うんですね。
ただ、散々言っているようにぼくは壊滅的に記憶力が弱いんです。
なので色々考え抜いた末の結論も、どこかで抜け落ちる。
そしてどうでも良くなっちゃうパターンが多い。
ぼくの人生は、かなりデタラメです。
会社員としてみんなと一緒にやっていくにはあまりにも協調性がない。
そこは40年生きてきてようやくあきらめが着いたかな。
それまでも「無理っぽい」気はしてましたが、最近になって確信に変わりました。
でもそんな自分を受け入れたらなんかスッキリしてしまいました。
・・・というのが行き当たりばったりである所以(ゆえん)ですね。
行き当たりばったりなのは実は妻のnikoも一緒!?
でもさ、反論するわけじゃないけど、
nikoもそこそこ行き当たりばったりな気もするなー
・・・映ったのかな?
それは知らないけど。
でも思ったことはすぐやるタイプなのは確かだとおもう
そうだよねぇ
そうじゃなきゃ美容師やめてマンガ家になってないw
それはそうかも。
ていうかね、中卒で美容師もすごいとは思うけど
だって勉強とかめんどくさいじゃん
それはぼくもそうだったけども。
ていうぼくも高卒だからね、低学歴婚だな
なんかカッコいい!
うん、カッコよくは、ない。
ぼくの「行き当たりばったり力」もまあまあですが、妻のもたいがいですよきっと。
だからこそこうやって結婚して18年(?)も一緒にいられるのかもしれないですしね。
どちらかがまともだったら、とっくに片方が死んでると思います。
これ、最近割と冗談でもない気がしてます。
自分で言うのもなんですが。たぶんね、付いていけないですよ。
- 興味を持ったら始める
- 嫌になったらやめる
- めんどくさいものはめんどくさい
- 受け入れられないものは受け入れたくない
そんなふうに、気分だけで動いて生きてきた感じがします。
そのたびに妻のnikoは「またか」となっていたはずです。
まぁそんなnikoの気もあまり知らないのがぼくなんですけれども。
だけれども、やっぱりそんなぼくと一緒にいるってことはたぶん同類なわけで、面白い夫婦なんじゃないでしょうか。
他人ごとみたいに言うところがまた「行き当たりばったり」でしょ?
子供には真似してほしいとは言えない行き当たりばったり人生
ぼくは確かに行き当たりばったりの人生を生きてきました。
今となっては、後悔とかはしていません。
たとえもしもいろんな事を選択する場面に戻ったとしても、きっと同じ道を選んでしまうんだろうし。
なぜなら前回選択した事ですら、どうせ忘れてますからね。
どんなに考えても、どんなに反省しても、きっと同じことを選んでしまう。
それはぼくの本能なんでしょう。
流石に、何度も何度も何度も失敗ばっかりしてるので、ようやくちゃんとメモを取るようにはしています!
もっと早く気づけよ!!
・・・ですよね!!
でも、そんな開き直ったようなぼくの人生ですが、子供にはなってほしくないなと思います。
だって本当に損するなと思うし。
ちゃんと考えて、反省して、覚えてほしい。
ぼくは切に、そう願っています。
娘よ、自分みたいになるなよ!
大丈夫、なかなかなれないから。
うん、それはそうだね・・・
非日常さんこんにちは。日常さんさようなら。
行き当たりばったりな生活をしているおかげで、いわゆる「普通」みたいな生き方はあんまりしてこなかったんじゃないかなと思います。
40になってから、ふと色々と考えます。
周りの40歳といえば、ぼくみたいな田舎暮らしでは、まぁみなさん「夫婦2人、子2人」のモデルケースのようなファミリーになっている場合がほとんど。
みんな幸せそうな家族に見えます。
いや実際に幸せなんだと思います。
一方で、ぼくには真似できないなー
とも思ったりします。うらやましいのか尊敬なのか、自分でもよくわかんないんですが。
ま、ぴこつには無理だと思うよ!
でしょーね。
でもnikoさん…あなたもだよ!
憧れもあるけど、「自分では選べない人生だな」とも思います。
きっとぼくも、
それなりに仕事をし、
それなりに結婚をし、
それなりに子供を授かり、
それなりに家族を大切にし、
それなりに死んでいく。
ってできたと思うんです。
そういう幸せの形だって、あったはず。
それでもぼくはちょっとだけ変な方向に行ってみたかった。
めちゃくちゃ変な方に向かうような度胸はなかったけど、なんか違う方向を向いていたかったのかな?
ただのあまのじゃくとも言えますが。
でもきっと協調性がないので、自分だけ違う方に行こうとか考えちゃってるんだと思います。無意識に。
そこに付いていかなくてはいけないnikoや娘を思うと大変だろうなー…
と同情も覚えますが、同時に「みんなとは変わった家族でいたいな」って変なことも考えてしまう。
そういう変なことばっかり考えてる行き当たりばったりな自分なので、どうせならあまり普通っぽくない人生を生きていくのも、きっとアリだと思っています。
みなさん、ぼくのようになったら損しますよ!
応援しています。
ではまた