集中力を高めるたった一つの方法 | ぼんやりタイム
ぴこつです。
みなさんは集中している時間はどのくらい持ちますか?
ぼくは、30分が限界でした。笑
分からないこと、難しいことにぶつかった瞬間に集中が途切れてそのままズルズルと時間だけが過ぎてしまう。
そしてそのまま特に成果もない状態で1日を終える。
それってすごくもったいないですよね?
でも、大丈夫。
今すぐ、そして簡単に実践できて劇的に集中力を高める方法があるんです。
それはぼんやりすることです。
5分から10分程度ぼんやりできれば十分です。
でも集中しなきゃいけないのに、ぼんやりするっておかしくない?
と思われるかもしれませんが、実はこれ脳科学的にも実証されていることなんです。
この方法は美容師でマンガ家であるぼくの妻nikoにも勧めたところ、その効果をすごく実感しています。
ぼくはもともと、ものすごーく…集中力の乏しい人間です。
仕事の為にパソコンの前に向かっても30分しか集中できません。
30分すると、インターネットニュース見たり、用はなくともスマホをさわったり…
そして特に何もせず「ただぼんやりしてしまう」時間があることに悩まされていました。
何もしていない時間があると、あとで焦っちゃうんですよね。
「何をやってたんだ」て。
だけど実はこの「ぼんやりタイム」は非常に意味のある時間だったんです。
茂木さんもツイッターでこのように発信しています。
ぼんやり、シャキッ。 https://t.co/qbEttGaTOs
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) 2018年3月26日
本当にぼんやりすればいいだけ。笑
ただ、一つルールがあります。
何もしない。
これだけ。
でも実は今、意外とこれができない人が多いように思います。
例えば、電車に乗っている間、みなさんは何をしますか?
例えば、カフェにいる間は?
スマホをさわったり読書をしたり。
これらの行動全ては、脳を使ってしまっています。
これでは脳をリラックスさせることはできません。
暇つぶしで行う行動でも、やはり何かしら脳を活動させています。
これを何もせずただぼんやりするんです。
とにかく「スキマ時間を埋めましょう」
という時代です。
「何もしていない」ということに焦りを抱いてしまう人も多いのではないでしょうか?
でもそこをあえて何もせずにぼんやりするという決断をしてみてください。
ぼんやりする勇気
とでも名付けてみましょうか。どこかで聞いたような安易な命名ですが。
無心になる必要はない
何もしないというと「無心にならなくてはいけない」と逆に自分に対してプレッシャーをかけてしまうかもしれません。
ただ、これではぼんやりしていることにはなりません。安心してください。頑張って無心になる必要はないんです。
ぼんやりしながらも、頭に浮かぶ空想や思いつきや記憶にフラフラと思いを巡らせていいんです。ただ考え込んではいけません。
あくまでもユラユラと波に浮かぶゴムボートに寝そべったような気分であっちへ行き、こっちへ行きと遊覧しましょう。
ぼんやりしていても脳は活動している
ぼんやりしている間、脳は車のギアに例えるならニュートラルの状態になります。そう、エンジンOFFではないんです。
ぼんやりしながらも脳の一部がゆっくりと活動していて、きっかけがあればすぐに動き出せる状態。これが重要なんです。
考えが煮詰まった時、悩んでどうすればいいかわからなくなった時、忙しくて先が見えなくなった時。
こういう時にあえてぼんやりすることで、一旦脳をニュートラルにする。そうすると余計な情報を脳から排除し、クリアな状態で次の行動に移ることができるんです。
そのクリアな状態から再度脳が動き出す時、これまで考えつかなかったようなアイディアや解決策が思いつくことがあります。世界の著名な発明家や芸術家はこの状態を効果的に使っていたのだと思います。
実際に美容師でマンガ家であるぼくの妻(niko)も実践していて、煮詰まってペンが止まってしまった時などは、締め切りが近く焦っている時でもあえてこのぼんやりタイムを作ることでスッキリと再スタートを切ることができています。
最初は疑心暗鬼だった彼女も、やってみたところ思った以上の効果があったらしく…
「これはいい!!」
と太鼓判を押していました。笑
ぼんやりと集中はセットで
ここまで、ぼんやりがもたらす好影響をお伝えしてきましたが、この効果を発揮する上でもう一つお伝えすることがあります。
それは、ぼんやりだけでは意味がない ということです。
ぼんやりすると脳がスッキリして、のちに集中力が高まるのは確かなのですが、当然ながら集中している時間がないと意味がありません。最初から最後までぼんやりしていたら、当然何も進みませんよね。笑
だからこのぼんやりタイムは集中する時間があってこそのものなんです。
そのためにオススメな方法があります。
ぼんやりするために頑張る
これは集中力のないぼく独自の方法です。やる気がない、気が進まないことに向かうときはこれを使います。「めんどくさいなぁ」と思ったらこう考えましょう。
1時間だけ頑張って、ぼんやりしよう。
一度ぼんやりする時間を体験すると、そのスッキリ効果を心と体が覚えています。そうすると、その何もしないだけのぼんやりタイムが楽しみになるんです。
これはぼんやりの効果を知った人だけがわかる感覚です。
「ぼんやりするだけでそんなに効果が出るなんて大げさだ」
と思われる方もいるでしょう。ぜひ、騙されたと思ってやってみてください。
5分から10分の間、何もせずただぼんやりする。
本当にただこれだけのことです。
猿でも、犬でも、猫でもできるので、本当にやってみてくださいね。
さぁこのブログに出会ってしまった皆さん、読み終わったらすぐにぼんやりしましょう!
(あ、興味ある方はこの下の記事も読み終わってからでいいですよ。笑)