マンガ家が外に出て歩くべき合理的な理由

ウォーキングアイキャッチ
pikotsu

マンガ家nikoのパートナー、ぴこつです。

以前に「マンガ家のための健康プロット【運動編】」でマンガ家さん向けに外を歩くことをゲキ推ししておきましたが、ご覧いただけたでしょうか?

ぼくのように、特に運動に対して苦手な意識をお持ちの方は『歩く』ということに対してのイメージがガラリと変わること間違いなしの記事になっております。

まだお読みでない方は、もちろんマンガ家さん以外の方でもぜひ読んでみてください。

さて今回はその「歩く」ということに対してちょっと深掘りしてみたところ、

マンガ家にこそめちゃくちゃ必要じゃないか!!

ということが判明したので、パートナーのnikoともども、そのことを共有してもらいたいなと思います。

これホントにめっちゃくちゃオススメですのでね、世のマンガ家さんのためにぼくもがんばってお伝えしますよ!

すべてのマンガ家が抱えているリスク

マンガ家が活動をしていくにあたって問題となるリスクはどういったことでしょうか。

大きく分けて以下の二つです。

  • 座りっぱなしによる身体的なリスク
  • 創作活動に伴う精神的なリスク

座りっぱなしによる身体的なリスクとは、デスクワークをしている人も同じと言えば同じですが、マンガ家がしている姿勢って一般的なデスクワークとはちょっと違っています。

常にタッチペンを持って板タブレットや液晶タブレットに向かっているので、どうしても前傾姿勢になってしまいます。

この前傾姿勢というのがかなり身体的には負担がかかる状態で、腰痛肩こり首こりの大きな原因になっています。
さらに、脚の血行不良によるひどいむくみ

しかも、一般的なデスクワークではあり得ないほどの集中力をかけながらの作業になるので、どれも身体的なダメージは相当大きなものになります。

ペンタブレット



では、創作活動に伴う精神的なリスクはどうでしょう。

  • 〆切に対する不安
  • 売上に対する不安
  • 飽きられることに対する不安
  • ファン離れに対する不安

ぼくは、すぐそばでパートナーのnikoがマンガを描いているので、執筆中から日々そういった不安を抱えているのは痛いほどよくわかっているつもりです。

他のマンガ家さんでも感じ方の大小はあれど、きっとnikoと同じように不安と闘いながら描いていらっしゃると思います。

あらためまして、いつもほんとうににご苦労さまです!

そんな不安だらけの毎日となると、やはりストレスのたまり方も相当だと思います。

会社勤めのふつうのデスクワークであってもストレスはかかりますが、創作活動をしていく上でかかるストレスの大きさがまるっきり違いますよね。

十分ご承知のこととは思いますが、そういったハンパないストレスがかかった状態は心の病の原因にも大きく関わってきてしまいす。

そこでっ

「歩く」という行為がとても重要だということがわかりました!

このあと丁寧にその理由を説明していきますね。

精神を安定させるセロトニン

みなさんは『セロトニン』というものをご存知ですか?

ぼくは言葉は耳にしていたものの、どういったものかはよく知りませんでした。

セロトニンは、脳内の神経伝達物質のひとつで、

「快楽」と「ストレス」をコントロールして精神を安定させる役割

を担っています。

このセロトニンが不足してくると、ストレスのコントロールができなくなってしまいます。

その結果、溜まったストレスが暴走し…

  • キレやすくなる
  • うつ病
  • パニック障害
  • 摂食障害

などにつながります。

じゃあこのセロトニンの不足はどうして起こるのか?

精神的ストレス、疲労、生活習慣の乱れなどが主な原因ですが、

マンガ家の生活はまさにこのリスクを思いっきり抱えている状態

なんです。


そのセロトニンの分泌を増やすことはできないんでしょうか?


・・・できます!!


セロトニンの分泌を促すには、

  1. 太陽の光を浴びる
  2. 一定のリズムを保つ運動

この2つのことが必要です。


・・・そう、お気づきですねw

これ、思いっきり「歩く」という行為がこの2つの同時に当てはまっているんです。


すごくないですか!?

  • 外に出る…太陽の光を浴びる
  • 歩く…一定のリズムを保つ運動

完璧です。勝ちました。

この夢のような効果のある「外を歩く」ということ、もはやマンガ家がしない理由はないですね!

セロトニン

足腰の強化はマンガ家の必須課題

マンガ家は職業の性質上、意識的に動かなければほぼ一日、デスクに座ったままの生活になりがちです。

マンガ家の場合、自宅での作業となる方も多いと思いますが、そうなると「通勤」をすることもなく、本当に動く機会が少なくなってしまします。


一日中座ったままの状態になるということは当然、足腰を動かす動作は減り、衰えていってしまいますよね?


それはどうしても防ぎたい。

年齢が若いうちは、足腰が衰えていくこともさほど気にならないかもしれませんが、年齢を重ねるごとにその衰えのペースは加速していきます。

放っておくことによって、満足に歩くことすらつらくなってしまう可能性だってある。

ぼく、これってきっと大げさでもなんでもないと思っていて・・・
健康なうちに、不健康になってしまう自分って想像できないと思いません?

だって、大半の人は「歩けない自分」って経験をしたことがないじゃないですか。

それを想像しようとしてもピンとこない。

でも、徐々に足腰が衰えていって、

「なんか足が痛いな・・・」

「なんか片足が動きにくくなってきたな・・・」

となってきて初めて不自由を実感することになる。

白黒の空
それから「歩こう!」と思っても、すでに歩く力が弱くなっている。

気力も一緒に衰えている・・・。


そんなことになってしまう前に、少なくとも歩くことができる今のうちに、健康に保つ努力をしていくことが大事だと思います。

そこで「これでもか」というほどおすすめしているのが、「マンガ家のための健康プロット【運動編】」でも取り上げたように、外に歩きにいくということなんです。

「歩くことは運動ではない」ということを上のリンク先の記事でお伝えしていますが、がんばることなく毎日の習慣に取り入れることによって、心身を健康にしていきましょう。

歩くことは精神・肉体の両方に絶大な効果があった

ここまで外に出て歩くことがどれだけ重要かをお伝えしてきましたが、おさらいすると

  • セロトニンを分泌して精神を安定させる
  • 足腰を強化して肉体の衰えを防ぐ

ということでしたね。

補足として、

セロトニンの分泌を促すには「日光を浴びる」ことも大切なので、できれば朝に歩くことをオススメします。

朝に歩くことによって精神を安定させた状態でマンガを書き始められるので、きっとそのパフォーマンスも上がることでしょう。

ただ、夏などで紫外線が強い状態の時に外に出て歩くと紫外線疲労が出てしまい、逆にパフォーマンスが落ちる可能性もあります。
なので日の登った直後の早朝か、日が落ちる夕方から夜に歩きましょう。

※リズムよく歩くというだけでもセロトニン分泌の効果は期待できるので、無理せず自分のできる範囲で日常に取り入れることが大切です。

すべては人生を長く健康に生きるための土台作り

元気の土台

すでにこの記事で歩くことを習慣化することの大切さがお分かりいただけたかと思います。

でも、ここに書いたことは決して大げさでもなんでもなく、今を含めてあなたの人生を健康で生き抜くために必要なことだと思っています。

こんなことを書きながら、ぼく自身にも言い聞かせています。

人生を楽しく、長く生きるために原則として必要なことは健康でいることです。

衰えて動きにくくなってから体にムチを入れて動きだすとしたらものすごく大変になると思います。

今よりももっとそのハードルが高くなることは間違いありません。

そうならないためにも、今の自分の状態から「歩く」ことを習慣化して、マンガ家として成功する第一段階として、まずは健康な自分をプロデュースしてください。


ぼくは、あなたを応援しています!

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ぴこつ
ぴこつ
成人マンガ家の夫 兼マネージャー
成人マンガ家の夫による、妻のプロモーションブログ。マンガ家の生態をお届け。
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