豪雨と豪雨の間に
ぴこつです。
梅雨も終わりがけに差し掛かって、ようやく梅雨らしくなってきた今日この頃。みなさんいかがお過ごしですか?
最初におことわりとお詫びを申し上げておきますと、この記事はたびたび登場するぴこつの「気まぐれ見切り発車記事シリーズ」でありますゆえ、見苦しいとお感じの方はたぶん今のうちに立ち去っておいた方が後々損する気分を抑えられるかもしれません。
でも、なにぶん「見切り発車」なので最終的にとんでもなく「良記事」に仕上がっている可能性も無いとは言い切れません。
・ぴこつの文章を読みたい人
・オチを心待ちにしている人
・Youtubeを流し見するぐらいに暇な人
・ドMの人
上記いずれかに当たる人であれば、この記事を読み進める価値はあるかもしれません。
ちなみにお気付きの人もいるかもしれませんが、この記事のタイトル、全くの思いつきです。とりあえずタイトルだけ決めて書き始めています。
と言っているうちに、出だしを思いついたのでノンストップで書いて行きます。
始まり 始まりー・・・・
我が家の一人娘、小学4年のお姫様はいつも通りに時間に…ていうかそれよりもすっきりとした表情で布団から“さっそうと“起きてきたのでありました。
「おはよう」
と声をかけるでもかけられるでもなく、お嬢はそそくさとあるところを目指して目を丸くしているぼくの目の前を通り過ぎる。
???
向かった先はそう、なんと勉強机でした。
昨日、夕方に学校から早々と翌日も「休校」とのお知らせメールが届いていました。
そこには休校日の宿題として
・漢字ドリルの2回目を全部終わらせること
・「計算ドリルも進めていくと素敵です」
と記されていました。この文面から察するに我が子の3年生の時の担任「T 先生」であることがほぼ確定しています。T先生は4年生で娘とは別のクラスの担任をしているわけですが、典型的な熱血先生であり、毎月発行されていたそれはそれは熱い学級新聞では
「友情」
「熱意」
「素敵」
の文字が腐るほど登場していました。
授業参観の際には
「お父さん、今日はありがとうございます」
と 渡哲也 顔負けのイケボで後ろから突然にご挨拶をされまして、身長180cmのぼくが思わずたじろいでしまったことがとてもなつかしく思い出されます。
あ、ちなみに言い忘れましたがこの先生は25歳の女性ですよ。必要に応じて頭の中のイメージをここでアップデートしておいてください。(アップデートの際には再起動を要求される場合があります)
さて、そんなT先生から送られた「脅しのメール」でしたが身長130cmの我が子がひるむことなく、その無理難題の要求に立ち向かっていく姿、頼もしくてなりませんでした。
それでも昨夜はかなりナーバスになっており、夕飯を食べるとゴロゴロしながら
「意味わからんし」
「あほやろ」
「できるわけないやん」
などと暴言を吐きまくっていたことは、娘の名誉のためにはここには書かないほうがよかったかもしれません。
しかしながらもう書いてしまったことはもう消せないというルールゆえ致し方ありません。
にしても、寝起き早々ですよ。
顔を洗うよりも前に、いそいそと勉強机に向かって鬼畜の宿題に立ち向かうその勇ましさはどこのだれに似たんだろうか。
夏休みの自由研究ので「ラジオを作ったけど壊れた」と夏休み明けに平然と言い放っていたぼくでもなければ、おなじみ低気圧の圧力にぶちのめされて未だ布団にこもる妻(niko)に似たと言うわけでもないでしょう。
ともあれ、娘は宿題を淡々とこなしているわけではありますが、彼女の問題の解き方もなかなかユニーなところがあります。
漢字ドリルを黙々と進める彼女のノートをのぞき込む。
すると、漢字の問題が20問あるうち、20番目から解いている。 そして書くのもノートの右側ではなく左側から20、19、18・・・と書いていくのです。
そう、問題の数をあらかじめ見ておいて、そのぶんをノートの後ろから書いているんですね。
なるほどそれはまた手の込んだことをするもんだ。
でもこう言うちょっとした遊び心ってだいじですよね?
ひたすら同じことの繰り返しの宿題の中で、工夫して物事に取り組んでいるのはぼくも見習わなきゃいけないなぁ・・・と。
そんなことを思いながら彼女がひたすら問題を解いていく姿をしばし見ていました。
残りの問題が6、5、4・・・・
と進んできたところで手が止まる。
当然、前回までにやった宿題のおしりが見えているんだけれど、そのお尻に向かって残りの空白行があと2行・・・
ぼくと娘は合図することなく同時に
「あっ ・・・」と声を漏らしたのでした。
窓の外の降りしきる雨を見ながら。
止んでへんのかい(タイトルなんやねん)。
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