教育

40代とか年代で持つべき目的を変える必要はない

pikotsu

こんにちは。

マンガ家nikoのパートナー、ぴこつです。
ちなみにnikoは妻です。なのでぼくは男性です。余談中の余談ですみません。

この記事を書いているこの年、ぼくは40代の仲間入りを果たしました!


正直にいうとやっぱりね、少しナーバスにはなりましたよ。

30代から40代へと年代が変わったんですもの。

でも、40歳を迎えた誕生日の翌日には「なんのことはない」って感じで開き直っていた気がします。

そんなぼくなので、40代とか30代とかって各年代で「◯◯代の持つべき目的」みたいなことに対して、そんなの関係ないじゃん。

という思いをお伝えしますね。

きっとぼくだけではないと思っています。

40代になってようやくわかった自分

ぼくの誕生日は2月。『早生まれ』なんですよ。


なんで急にそんなことを言うのかというとですね。

子供時代、というか中学生とか高校生ぐらいまで。

「早生まれ」ということにコンプレックスを持っていたんです。

自分は周りのみんなよりも身長が低くて、女子からも異性と見られない(マスコット的な扱い)、勉強もできない(単にアホなだけという可能性)・・・

などなど、すべて「早生まれ」だということに責任を押し付けていました。

今考えると、自分の努力とか考え方が足りなかっただけだと思っていますが。


そんな子供時代のコンプレックスを持ったままいつの間にか大人になっていきました。

その後はとても幸運にも妻のnikoと出会って結婚し、ぼくたちの娘も生まれてくれました。
それがぼくは28歳の時です。


妻のnikoはこのブログのいろんなところでも言っていますが、美容師から漫画家になるなど人生を一生懸命に生きてきました。

かたや、ぼく自身はというと30歳を超えてもまだ自分探しみたいなことをずっとしていましたね。

アレやコレやと手を出しては見るものの、ことごとく失敗。というか度胸とか根性も持ち合わせていなかったため、途中であきらめてしまうこともしばしば…。


「組織に属する」ということも苦手だったぼくは、何度か失業していた期間もあります。


そんな20代から30代をふらふら〜っと生きてきたわけですが、40代になって自分の中で何か落ち着いたというか、吹っ切れたような気もしています。


それまでは「早生まれ」にコンプレックスを抱いていた時のように

自分は周りから劣っていて、「周回遅れの人生」なんだと勝手に思っていましたね。


それが40歳になってから「自分はこういう人間なんだ」と自分で認められるようになってきた。

それからは少しだけ生きることが楽になったような気がします。


まだ特に何か成果が出たとか、劇的に何かが変わった…なんてことはないんですが、意識の問題だと思います。


日本では誰が決めたか知らないけれど40歳を「不惑」と言うんですよね?

読んで時のごとく『惑(まど)わ不(ず)』ということなんですが、ぼくの中では「あー本当かもな」って思っています。

また、40歳になる年までにはぼくだけじゃなく妻のnikoにも本当に“いろいろ”あって今に至っていますが、ようやく腰を据えられるようになった気がしています。

40代は意外とまだ若いという仮説

そもそも。

昔の40代と、今の40代とでは意味が違うんですよね。

平均寿命だって伸びているし、全体的に年代の層が上に行っている。
つまりは高齢化です。

高齢化の現代において、40代が期待されることってまだたくさんあると思うんです。

政治家の方なんて、ぼくら40代の人たちからしたらおじいちゃんばっかりじゃない?

日本という国を引っ張っていってる政治家さん達がぼくらよりも上の世代ばかりというのも、それはそれで不安なこともありますが・・・

とにかく40代以上であっても活躍の場はたくさんあるということです!


「40代ではもう遅い」とか言ってしまっているのは自分の中だけな可能性があるなと。

40代だからこそできること

今度は逆の方向から見てみようと思います。

つまり、もっと先の50代とか60代の方角からってことですね。


当たり前ですが、50代60代、70代の人たちもぼくら40代を経験してきています。


それを前提にぼくらよりも上の先輩方に

「40代に戻れるとしたらどうしますか_」

という質問を投げかけてみたとする。


ぼくなら、なんか色々出てきちゃう気がします。

だってぼくだって

「20代に戻れたらどうしますか?」

って聞かれたとしたら

”もっとああしておけばよかった”

”こうしておけばよかった”

っていうのがいくらでも出てくる気がするんです。

40代の方、しませんか?


だからこそ、今ぼくらも50歳60歳になったつもりでこの質問を自分に投げかけてみたい。


「40歳に戻れるとしたら、何をしたいですか?」

と。

独身とか既婚とか、子供がいるとかそういうのではなく、あくまで40歳の時だった自分に向かって問いかけてみてください。

ぼくもいっしょに考えます。

年代で区切ることはハラスメント!?

よく、本屋さんに行くと

「◯◯歳でやるべき20のこと」

みたいな本てあるでしょ?


ぼくアレ、嫌いなんですよ(笑)


ああいう本のタイトルを見ると

「お前の時代はもう終わったんだよ」

と言われているような気がしてしまうんですよね。

われながらひねくれてますよねー。


でも、例えば30歳でやるべき…みたいな本があったとして、その中に書いてることが40歳の自分ができていなかったとしたら(大半はできていない自信がある!)、ぼくってもう手遅れってこと?

ってなりません?

ぼくはですね、常々周りの人に比べたら周回遅れみたいな人生を歩んできているので、30代でやらなければならなかったことは今になってようやくできるようになったりしているわけです。


それでもぼくは迷わない。

だって・・・不惑だもん。

まとめ

今回は、具体的な答えに落とし込むようなことは書けませんでした。

そりゃそうかと思っていますが、自分はまだ40代に仲間入りしたばかりで、何が正しいとかこうすればよかったとかは持ち合わせていません。

だからぼくの今の希望としては、同じように40代の人たちと一緒に成長したいです。

『成長』とあえて書きました。

ぼくらはまだまだ成長できる。30代でやるべきだったことだって、今からやったっていい。

年代関係なくやりたいことやっていきましょうよ!

では今日のポイントをおさらいです。

  • ぴこつは「早生まれ」にコンプレックスがあった
  • 40代ってまだ若い!
  • 年代だって多様性の一環だ!
  • やりたいことに年代は関係ない!

ということで、「年代で目的を変える必要なんてない」ということをお伝えしました。

ぼくと同じ40代のみなさんは、50代でもお会いしましょう。

目的はみんなバラバラですけど!


ではまた。


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成人マンガ家の夫 兼マネージャー
成人マンガ家の夫による、妻のプロモーションブログ。マンガ家の生態をお届け。
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