マンガの作り方

漫画を描き切るのに必要なのは好意と勇気

こんにちは

マンガ家nikoのパートナー、ぴこつです。

ぼくの妻はプロのマンガ家です。

妻が同人作家の時から共同でマンガを製作したり、商業デビューをしてからも彼女を一番近くで見てきました。

当サイトでは、そんな妻がマンガ家としてやっていく中で、ぼくが客観的に見て学習した内容を発信しています。

今日は

「漫画を描き切るための方法」

についてお伝えします。

漫画を描き切ることに苦労されている漫画家志望の方は多いと思います。

理由としては以下ようなことではないでしょうか?

  • 描いている間に面白くないことに気づいた
  • もっと面白いことを思いついて描き直したくなった
  • 細かいところが気になって一向に進まない
  • やる気がなくなった

大丈夫です。めちゃくちゃわかります。

ぼくも漫画そのものではありませんが、nikoのマンガのプロットを書いたり、小説を書いてみたり、ショートショートを書いたりもしているので、痛いほどわかります。

ぼくの場合は特に「細かいところが気になって一向に進まない」が多いですかね。

完璧主義者なので。

あ、他の記事でも言ってますが完璧“主義”なだけで実力はポンコツです。

(参考)
完璧主義は主義なだけで完璧なんかじゃない


ともあれ、解決策はちゃんとありますのでぜひ最後までご覧ください!

漫画を描き切るためには好きであること

「漫画を描き切る」という以前に、漫画を描く上で本当に大切にしてほしいことがあります。


それは、

好きな漫画を描くこと

です。


・・・当然のことのような気がしません?

実は、これが言葉ほど簡単ではないんです。

同人誌を描いていたり、趣味でマンガを描いていた方であれば、「好きな漫画を描く」というのは当たり前だと思います。

それが不思議なことに、商業誌を描くとなった途端に結構な人が忘れてしまうんです。


忘れてしまうというよりも、あえて別のものを描こうとしてしまう。


商業誌を描こう!

となった時にどう考えますか?


みんな、まず「売れるジャンルを描こう」と考えてしまうんです。


商業誌なので、出版社からお仕事を依頼されることになります。

その出版社から「このジャンルを描いてください」と頼まれることもあります。

それはその出版社の意向なので当然の話ではあるんですが、

ぼくはnikoが経験してきたことを見ていて、それはオススメしません


実はnikoも、いま描いているジャンルとは別のジャンルの作品を描いていたことがあるんです。

正直なところ、そこでは結構売れていました。

だけど、毎回のように苦しんで描いていました。


もうみなさんお察しのことかと思いますが、nikoが売れていたそのジャンルはnikoが心から好きなわけではなかったんです。


漫画家は、自分の好きなことを描いていないとすごく消耗するんです。


好きなことを描いていないと・・・

  • 楽しくない
  • 苦しい
  • イメージが湧きにくい
  • 描き切っても達成感が少ない

マンガを描いている時って、絶対に途中で苦難を迎えます。

そうした時、自分を後押しするのはそのマンガが「好きだ」という純粋な心です

「この好きな漫画を完成させてあげたい」という願いがモチベーションになる。


漫画が描ききれないと悩んでいる方は、まずは自分がその作品のことが本当に好きか?と考えてみてください。

漫画を描き切るのに一番必要なのは勇気

描いているマンガが好きであること。

これはとても大事なことなんですが、それともう一つ。

これが一番重要なことかもしれません。


漫画を描き切るには勇気が必要なんです。


随分と抽象的な表現に思えますよね?

でもすごく大切なことです。

「勇気」と聞くと「精神論じゃねーか!」というお叱りを受けそうですが、

ぼくらは何をするにも勇気を出して実行しているんです。


考えてみてください。

赤ん坊だって、ハイハイという4つんばいの状態から2本足で立ち上がるのがどれだけ不安なことか。

胃に入れたことのない食べ物を飲み込むのがどれだけ怖いことか。


大人になってからだって、資料を作って上司に出すとか、Twitterで単にツイートする時ですら勇気を必要としませんか?

それと同様に、漫画を描き切るというのは勇気が必要なんですね。

その手前で止まってしまうのは、それにひるんでいるだけなんです。


完成させる勇気が持てないがために、いろんな理由(言い訳)をつけて完成“させない”ようにしてしまっているんだと思います。


でもね、「漫画を描き切る」というのにはとてつもない価値があります。

どんなに下手な作品であっても、描き切った漫画はどれも美しい。

たとえ傑作のニオイがぷんぷんする作品であっても、未完成品にはなんの価値もありません。


それよりも、勇気を振り絞って描き切った不恰好な漫画にこそ価値があるんです。

一つでも描き切ることができたなら、その人には「マンガを描き切る力」があるということ。


きっと次に描く作品も、勇気を持って描き切ることができるはずです。

まとめ


今回は、「漫画を描き切るための方法」をテーマにお届けしました。

シンプルな答えだと思いますが、シンプルな答えだからこそ逃げるわけにはいかないんです。

  • 漫画を好きな気持ちが自分の背中を押してくれる
  • 好きではない漫画は自分を消耗する
  • どんなことをするにも勇気を必要としている
  • 下手でも描き切った漫画にこそ価値がある

ここまで読んでくれてありがとう!

ぼくはあなたの描き切った作品が世に出回ることを待っています!


ではまた。